塗料

query_builder 2022/04/13
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本日は、塗料のグレードの違いは何が違うのか?という疑問を解決いたします!塗料のグレードは、アクリル→ウレタン→シリコン→フッ素→無機とグレードが分かれており、それに伴い耐久性も上がりますが値段も上がります。さてこの耐久性とは何か?塗料のカタログに記載されている期待耐用年数とは何か?簡単に言いますと、耐久性は、色褪せ(チョーキング)や塗膜としての性能がメーカーの定めた基準を下回るまでの期間の長さで、期待耐用年数とは、その耐久性をメーカー独自の方法で実験し算出された耐久年数の目安のことです!

したがって、、、期待耐用年数は実際にその年数を耐久します。といった意味ではございません!!!あくまでメーカー独自の方法で実験を行い、わずかA 4サイズ程(A4サイズだけではないと思いますが)の板に塗った塗料の結果をもとに算出した”予想”にすぎません。

ですので、、、期待耐用年数が20年!という無機塗料ですが、絶対に20年耐久します!ということではないんです。北面と南面ではもちろん耐久性は変わります。立地もものすごく関係します。認識としましては、期待耐用年数20年なら、20年ちかくもつだろうという認識がよろしいかと思います。

たまにお聞きするのが、期待耐用年数15年の塗料に15年保証つけます!と言う業者もいるみたいです。

これは弊社ではありえません、、

一か八かすぎます!保証というのは自信があるからつけれるものです。実際に保証期間中に保証対象の事案がでましたら無料で塗り直しを行います。期待耐用年数15年の塗料に15年の保証というのはリスクが高すぎますし、保証の内容を疑ってしまいます、、、

弊社は基本的に期待耐用年数の半分の保証をお付けします。

期待耐用年数20年であれば10年

期待耐用年数10年であれば5年

といった感じです。

もちろん保証内容も詳しく説明しますし、書面でお渡しいたします。




つづいては、耐久性をもっと詳しく説明します。耐久性はさきほども説明しました通り、色褪せや塗膜性能に関してですが、剥がれやすはどうか?という疑問です。グレードが上がるにつれて剥がれにくくなるの?安い塗料はすぐ剥がれるの?という質問もたまにいただきます。結論からいいますと、アクリルなどは別ですが、シリコン、フッ素、無機塗料などは剥がれにくさだけですとさほど変わりません!

どういう意味か?

例えば期待耐用年数12〜15年ほどのシリコン塗料はさきほど言った通り色褪せなどに関しては期待耐用年数をすぎますと劣化してくるでしょう。しかし剥がれだすわけではございません。

剥がれや膨れというのは、基本的に下塗りから起こります。下塗りは密着しているのに上塗りが剥がれたり膨れたりするということは、下塗りと上塗りの相性が悪いということですので、きちんと仕様書通り施工を行えば下塗りと上塗りの相性が悪いといったことは通常では有り得ません。

ですので、剥がれたり膨れたりというのは下塗り材が非常に関係してきます。下塗り材も数千円〜数万円とやはりグレードがわかれていますし、下地の素材によって変える必要があります。ですので、下塗り材にもこだわり、入念な下地処理を行い、下地と相性の良いきちんとした下塗り材を使用すれば、剥離や膨れは抑えることができます!

しかし、鉄や木部は例外です。非常に劣化が早いです。その他、何度か塗り替えをした事がある建物で旧塗膜から剥がれる場合もあります。

詳しく事前の建物診断の際、説明いたします。

質問、相談はお気軽にお問い合わせください😊