🏡下地処理

query_builder 2022/07/01
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良い塗装工事の基準としてもっとも重要な事の一つに『下地処理がしっかりしているか』という事があげられます。下地処理とは上塗りとなる塗料が壁面に付着するよう、塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分に処理を施して平滑に整えることです。

この下地処理がしっかりできていないと品質の高い塗料を使ってもすぐに剥がれてしまったり、本来の塗料の性能が発揮されず早期に劣化がおこる場合があります。下地処理が塗装の仕上がりに寄与する割合は50%~60%といわれています。つまり、塗装工事の質の良さは下地処理の質に大きく左右されるのです。

水圧で汚れを落とす『高圧洗浄』

下地処理の第一歩となるのが高圧洗浄です。
ガソリンスタンドの洗車機よりも強い水圧で外壁・屋根の汚れを洗い流します。

みなさんの感覚では「汚れをサッと流す」という程度の感覚かもしれませんが、高圧洗浄のノズルの先は、足のつま先でも当たれば「バチっ」と弾かれてしまうくらい強力な水圧です。
いわば水圧のブラシで強くこそぎ落とす感覚で、汚れやカビ・コケ・藻などを除去します。
また、トルネードノズルというらせんを描くことができるノズルを使えば、既存のペンキをこそぎ落とすこともできます。

サビや古い塗膜を手作業で落とす『ケレン作業』

高圧洗浄の次におこなう下地処理はケレン作業です。

ケレン作業とは、ディスクサンダーという電動工具や、ワイヤーブラシ・研磨スポンジ・紙ヤスリなどを使用して、金属質のサビや木材のカビ、既存のペンキの古い塗膜などを手作業で除去する工程です。

ケレン作業は特に「サビ落とし」を目的にすることが多く、金属製のトタン外壁・屋根の塗り替えではサビを完全に除去したうえで塗装しないとまたすぐにサビが発生してしまうため必須の作業です。

サイディングの目地には『コーキング補修』

現在、多くの住宅の外壁に使用されているサイディングは、パネルとパネルの間に適度な隙間を空けて貼り付けられています。
この隙間のことを『目地』と呼び、目地のクッションと防水を兼ねているのがコーキングです。

コーキングはウレタンやシリコンの樹脂でできていて、乾燥すると弾力があるゴムのような性質になります。
コーキングが劣化してしまうと、ヒビ割れ・剥がれなどの不良を起こすため、その上からペンキを塗装してしまうと見た目が汚くなり、塗装が長持ちしなくなります。

コーキング補修には、
・既存のコーキングに新たなコーキング材を補充する『増し打ち』
・既存のコーキングをすべて除去して新たなコーキング材に入れ替える『打ち替え』
の2種類があります。

また、外壁・屋根のヒビ割れが軽度の場合はコーキング材を充填して埋めることもあります。

コーキング補修が不十分だと、目地から水分が侵入してしまい雨漏りの原因になります。
水分の侵入を許してしまうと、塗装の表面に水ぶくれができて破れてしまい、見るも無残な状態になってしまいます。

セメント・モルタル質の補修なら『セメント補修』

セメントやモルタル質の外壁でヒビ割れを放置していると、ヒビ割れのまわりがどんどん崩れてしまい、終いには大きな穴ができてしまうことがあります。
穴があいていなくても、手で触っただけで豆腐のようにボロッと崩れてしまうような状態なら、どんなに上から新しいペンキを塗装してもすぐに崩れてしまうので意味がありません。

劣化したセメント・モルタル質の補修では、まず劣化した部分をハンマーなどで叩いて落とし、その上から新たにセメントを打ってコテでならして補修します。
左官業の仕事のようですが、塗装前の素地を整える工程なので塗装業者が下地処理の一環として担当します。

タッカーの穴やクギの頭をならす『パテ埋め』

軒天井に使用されるボード状の建材はタッカーと呼ばれる工業用の大型ホッチキスで固定しますが、タッカーを打ち込むと必ず数ミリ程度の小さな穴ができます。
また、釘を打ち付けた木材でも、釘の頭の部分に小さなくぼみがあいたり、その反対に頭が少し出っ張ったりします。

この穴や出っ張りを無視して塗装をしてしまうと、その部分に塗料がたまって液ダレを起こしたり、ハケやローラーの動きを邪魔して色ムラができてしまうため、できるだけ平滑にならす必要があります。
そこで登場するのがパテです。

穴や出っ張りにパテをつけて、プラスチックやゴムのヘラでならすと面が平滑になります。

粘土状のパテは速乾性が高く乾燥後はセメント質のように硬くなるため、タッカーやクギによってできた小さな穴や出っ張りをならすには最適です。

タッカーの穴やクギの頭の処理は、本来は建築時に大工がおこなうものです。
ところが、大工が処理を忘れていたり、処理が不十分であった場合には、下地処理の一環として塗装業者がおこなうこともあります。


ここまでで下地処理の重要性は十分に分かったかと思います。

下地処理がきちんとされていないと仕上がりがいくら綺麗に見えてもよくよく見ると沢山の粗が見つかります。

熊本装建では普段から見えないところも丁寧に作業するよう指導しています。

見積り・相談は何度でも無料ですのでお気軽にご相談下さい😆



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