SDGs🌈熊本で環境にやさしい塗料を使うなら株式会社熊本装建

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ブログ


環境への取り組みとして熊本装建では

使っている塗料を油性塗料から水性塗料へと移行を始めました。



水性塗料の安全性が高い理由は、

油性塗料のようなVOC(揮発性有害化合物)の添加が極端に少ないことです。

したがって、水性塗料は油性塗料より非常に安全な塗料であり、

人体への影響は問題ないレベルといわれています。

 

しかし、水性塗料にVOC(揮発性有害化合物)が全く含まれていない訳ではありません。

水性塗料にもVOCは微量に含まれています。

敏感な方の中には、水性塗料に含まれている微量のVOCに反応してアレルギー反応を起こしてしまう方もいます。

 

しかし、水性塗料は油性塗料に比べると非常に身体に優しい塗料であることは間違いありません。

どれほど身体に優しく安全なのか、水性塗料と油性塗料のVOC飛散量を比較してみました。

 

塗料の種類下塗り~上塗りまでの3回塗り工程でのVOC飛散量の合計目安
水性塗料約16g/㎡
油性塗料約340g/㎡

 

確かに水性塗料にもVOCは含まれていますが、油性塗料と比べるとほんの少しだということが分かります。

油性塗料は水性塗料と比べて20倍以上ものVOCを、空間に飛散していることになります。

油性塗料が、いかに多くの有害物質を飛散させているのかがわかります。

また、水性塗料はほんの少ししか有害物質を飛散させていないということも良くわかります。




VOC飛散量に明らかな違いがあることはわかりましたが、

具体的に水性塗料がどのように身体や地球環境に優しい塗料なのか、

あらゆる観点から油性塗料と比較してみました。

 

うすめ液の種類(希釈剤の種類)

 

塗料の種類希釈剤の種類
水性塗料
油性塗料シンナーなどの溶剤

 

油性塗料はシンナーなどの有機溶剤を使って希釈するので、

希釈するたびにシンナーの量が増え、より有害な塗料になっていくことが理解できます。

水性塗料の場合は水で希釈を行うので、希釈するほど環境に優しい塗料になります。

 

臭い

 

塗料の種類臭い
水性塗料ほぼ無し
油性塗料塗料独特の臭気がキツイ

 

水性塗料は水で希釈するので嫌な臭いがほぼないのに対し、

油性塗料はシンナーなどの溶剤で希釈するので独特のキツイ臭いを発してしまいます。

昔ながらの塗装工事での独特な臭いは、油性塗料に含まれるシンナーの臭いです。

水性塗料はシンナーがほぼ含まれていないので、油性塗料のような独得の臭いは発しません。

塗料ですので塗料独特の香りはしますが、それは材料の臭いですので全く問題のないものです。

 

乾燥時間

 

塗料の種類乾燥時間
水性塗料30分~1時間程度の短い時間で硬化
油性塗料2~4時間ほどの長い時間をかけて硬化

 

水性塗料はすぐに乾いて硬化するので、乾燥の際に有害物質を発する時間も短く済みます。

油性塗料は油分が多い分、乾燥に時間がかかるため、

乾燥時間が長くなることで長く有害物質を発してしまいます。

ただでさえ臭いが酷いのに乾燥に時間がかかってしまうので、

油性塗料は身体や環境に優しい塗料とはいえません。

乾燥時間が短く余計な臭いを発しない、

水性塗料の方が環境に優しいということになります。

 



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